Wixの有料サイトプランをやめるときは、サイトプランだけでなく、独自ドメイン、ビジネス用メール、アプリの契約も確認する必要があります。
サイトプランの自動更新をオフにしても、ほかのサービスは自動では止まりません。先にサイトプランだけを解約すると、独自ドメインの更新料やメール料金が後から請求される可能性があります。
この記事では、個人事業主がWixを安全に解約する順番と、サイト・ドメイン・メールがどうなるかを整理します。
※記事構成と下書き作成に生成AIを補助利用し、2026年9月3日時点のWix公式情報と照合して内容を確認しています。
先に結論:サイトプランだけ止めても全部は解約されない
Wixで「解約」と呼ばれる操作は、通常は定期購入の自動更新をオフにすることです。初回購入から14日以内の返金対象となる場合を除き、操作直後にサイトプランが使えなくなるわけではありません。現在の契約期間が終わるまでは、有料プランの機能を利用できます。
一方、Wixで購入したサービスは次のように分かれています。
| 確認するもの | サイトプランを解約すると止まるか | 契約終了後の主な変化 |
|---|---|---|
| サイトプラン | 止まる | 無料Wix URLへ戻り、Wix広告が表示される |
| Wixで購入した独自ドメイン | 自動では止まらない | 自動更新を止めなければ別途更新される |
| Google Workspaceのビジネス用メール | 自動では止まらない | 個別にキャンセルし、期間終了後は利用できなくなる |
| 有料アプリ | 自動では止まらない | アプリごとに自動更新を止める必要がある |
| サイトの編集データ | 削除されない | 無料版としてWixアカウントに残る |
サイトプラン、ドメイン、メール、アプリを「一つのWix料金」と考えず、別々の契約として確認してください。
解約前に確認する7項目
Wixの利用を終える予定が決まったら、次の7項目で契約と保存・移行の準備を確認します。次回支払日と有効期限は、移行作業を始める前に確認してください。
- サイトプランの次回支払日と有効期限
- 独自ドメインの更新日と取得元
- ビジネス用メールの契約と保存が必要なメール
- 有料アプリと外部サービスの契約
- フォームから届いた問い合わせや連絡先の保存
- 文章、画像、ブログ記事、アクセス解析データの保存
- WordPressなどへ移行する場合は、移行先の表示と問い合わせ動作
Wix公式では、年額・複数年のサイトプランは契約終了日より前に更新処理が行われると案内しています。ドメインやビジネス用メールも、期限前に更新処理される場合があります。解約を決めたら、契約終了日ではなく「次回のお支払い」の日付を先に確認してください。
Wixサイトプランの自動更新をオフにする手順
Wix公式が案内している基本手順は次のとおりです。
- Wixアカウントの「定期購入サービス」を開く
- 対象となるサイトプランの「その他のアクション」を選ぶ
- 「自動更新をオフ」を選ぶ
- 確認画面で自動更新をオフにする
手続き後は、定期購入サービスの画面で、自動更新がオフになったことと有効期限を確認します。表示を保存しておくと、後から契約状況を確かめやすくなります。
初回購入から14日以内に返金を受けるためのキャンセルは扱いが異なり、プランがすぐに終了します。契約期間の最後まで使いたい場合は、返金対象期間との関係を確認してから操作してください。
解約後、Wixサイトはどうなる?
サイトプランの自動更新をオフにしても、契約期間中は有料機能を利用できます。期間が終わると、サイトは無料版へ戻ります。
無料版へ戻った後は、主に次の変化があります。
- 独自ドメインではなく無料Wix URLになる
- Wix広告が表示される
- 有料プランに含まれていた機能が使えなくなる
- サイトの編集データ自体はWixアカウントに残る
プラン解約とサイト削除は別の操作です。サイトをゴミ箱へ移すと非公開になり、Wix公式では90日未満であれば復元できると案内しています。今後もう一度内容を確認する可能性があるなら、急いでサイトを削除する必要はありません。
Wixアカウントの閉鎖や永久削除も別の手続きです。単に支払いを止めたいだけなら、まず必要な定期購入の自動更新をオフにし、無料アカウントを残す方が戻しやすくなります。
独自ドメインは「継続・移管・失効」のどれかを決める
Wixのサイトプランと独自ドメインは別契約です。サイトプランの自動更新をオフにしても、ドメインの自動更新は止まりません。
1. Wixでドメイン管理を続ける
サイトを別サービスへ移しても、Wixをドメイン管理会社として使い続ける方法があります。DNS設定を変更し、移行先へドメインを接続します。
この場合はドメイン契約を解約せず、更新日と料金を確認します。サイトプランを解約したからといって、ドメインまで失効させないよう注意してください。
2. ドメインを他社へ移管する
ドメインの更新やDNS管理を別会社へまとめたい場合は、Wixから他社へ移管します。Wix公式では、購入後60日以内、登録者情報の変更後60日以内、前回の移管後60日以内など、移管できない期間があると案内しています。
移管が完了すると、更新料金とDNS設定は移管先で管理します。移管完了前にドメインを解約したり、登録者メールへ届く案内を見失ったりしないようにします。
3. ドメインを更新せず失効させる
今後そのドメインを使わない場合は、ドメインの自動更新をオフにできます。ただし、事業名やメールに使ったドメインを失効させると、第三者が取得できる状態になる可能性があります。
Wix公式では、一般的な流れとして有効期限後に約30日の猶予期間があると案内していますが、ドメインの種類によって条件が異なります。猶予期間がある前提で放置せず、必要なドメインは期限前に更新または移管してください。
ビジネス用メールと有料アプリも個別に確認する
Wix経由で購入したGoogle Workspaceのビジネス用メールは、サイトプランとは別契約です。サイトプランを止めてもメールの自動更新は止まりません。
ビジネス用メールをキャンセルすると、自動更新がオフになり、現在の請求期間が終わるまでは利用できます。必要なメール、連絡先、ファイルを保存し、別のメールへ切り替える場合は受信テストを済ませてからキャンセルします。
有料アプリも同様に個別確認が必要です。予約、フォーム、決済、メール配信など、営業に使っている機能がある場合は、次の点を確認してください。
- 保存データを出力できるか
- 契約終了後も管理画面を見られるか
- 顧客への自動通知が止まる日時
- 外部で直接契約したサービスが残っていないか
「定期購入サービス」の一覧だけでなく、カード明細や各サービスの契約画面も照合すると見落としを減らせます。
14日間の返金保証で注意すること
Wixの14日間の全額返金保証は、初回のサイトプラン購入が対象です。14日以内にキャンセルした場合は、サイトプランが直ちに終了します。
次の料金は、同じ14日間の返金保証の対象として扱わないでください。
- ドメイン
- ビジネス用メール
- メール配信の有料プラン
- 有料アプリ
- サイトプランの更新料
有料プランから別の有料プランへアップグレードしても、新たな14日間が始まるわけではありません。返金期間は、無料サイトから初めて有料プランへ切り替えた日を基準に確認してください。
Wix公式では、ドメイン、メールアカウント、メール配信プレミアムプラン、アプリは14日間の返金対象外と案内しています。返金を前提に追加サービスを契約せず、購入画面の条件を個別に確認してください。
WordPressへ移行する場合の安全な順番
WordPressへ移る場合は、自動更新を止める日と、Wixの有料機能が使えなくなる日を分けて考えます。次回支払日前に更新の要否を決め、有料機能が必要な作業は契約終了までに済ませてください。
初回購入から14日を過ぎていれば、サイトプランの自動更新を止めても有効期限までは使えます。ただし、14日以内の返金対象キャンセルは即時終了するため、移行途中で操作する場合は注意が必要です。
サイトの削除やアカウント閉鎖は、移行先とメールの動作確認が済むまで行わないでください。基本の流れは次のとおりです。
- Wixの各契約の次回支払日と有効期限を確認し、移行予定に間に合うか、更新を止めるかを個別に判断する
- 文章、画像、記事URL、フォーム、連絡先を保存する
- WordPress側を検索に出さない状態で作る
- スマートフォン表示と問い合わせ送信を確認する
- 独自ドメインの接続先または移管先を決める
- DNSを切り替え、新サイトとメールの動作を確認する
- 必要なリダイレクトとSearch Consoleの確認を行う
- 移行先の動作と各契約の更新設定を再確認し、必要なドメイン・メールの契約を失効させないようにする
デザインやブログ記事をそのまま移せるとは限りません。移せるデータ、作り直す部分、費用、SEOの確認項目は「WixからWordPressへ移行する方法と費用」で整理しています。
まだWixとWordPressのどちらを使うか迷っている場合は「WixとWordPressはどっち?個人事業主向け比較」、費用全体を比べる場合は「ホームページ作成費用を自作・外注で比較」も確認してください。
よくある失敗
サイトプランだけ止めて解約完了と思う
ドメイン、ビジネス用メール、アプリは個別契約です。定期購入サービスの一覧を上から順に確認します。
更新日の直前まで待つ
サイトプランやドメインは、有効期限より前に更新処理される場合があります。「有効期限」だけでなく「次回のお支払い」を確認してください。
移行完了前に必要な有料機能が使えなくなる
問い合わせフォーム、メール、スマートフォン表示の確認が終わる前に有料プランの期限を迎えると、必要な機能が使えなくなるおそれがあります。次回支払日と有効期限を分けて管理し、期限までに移行できない場合は計画を見直してください。サイト削除やアカウント閉鎖も、動作確認後に判断します。
ドメインを不要と判断して失効させる
名刺、メール、検索結果、取引先のブックマークで使ったドメインは、サイト移行後も重要です。更新、移管、失効を意図して選びます。
サイトを削除すれば請求も止まると思う
サイト削除と契約の自動更新停止は別です。サイトを消す前に、すべての定期購入サービスを確認してください。
よくある質問
自動更新をオフにしたらサイトはすぐ消えますか?
初回購入から14日以内の返金対象となるキャンセルを除き、通常は契約期間の終了まで有料プランを利用できます。その後は無料版へ戻ります。
サイトプランを解約したら独自ドメインも解約されますか?
いいえ。サイトプランとドメインは別契約です。ドメインを更新する、他社へ移管する、更新せず失効させる、のどれにするかを決めてください。
Wixを解約してもメールは使えますか?
ビジネス用メールの契約期間中は利用できます。ただし、サイトプランとは別に自動更新されるため、継続またはキャンセルを個別に判断します。
Wixの無料版を残しても料金はかかりますか?
無料サイトだけを残す場合、サイトプラン料金はかかりません。ただし、ドメイン、メール、アプリなどの有料サービスを残していれば、その料金は別に発生します。無料版で作れる範囲は「Wix無料版でホームページを作る手順」で確認できます。
解約前に何を保存すればよいですか?
文章、画像、ブログ記事URL、問い合わせ履歴、連絡先、アクセス解析、請求書、契約一覧を保存します。メールや有料アプリのデータも別に確認してください。
まとめ
Wixの解約で最も重要なのは、サイトプラン、独自ドメイン、ビジネス用メール、アプリを分けて確認することです。
まず「定期購入サービス」で次回支払日と有効期限を確認し、契約ごとに更新の要否を決めます。自動更新の停止は、サイト削除やアカウント閉鎖とは別です。必要なデータを保存し、契約終了までに移行先とメールの動作確認を済ませてください。引き続き使うドメインやメールは、更新または移管の手配を忘れないようにします。
サイトプランを止めてもサイトデータは削除されません。迷う場合はサイトやアカウントをすぐ削除せず、無料版として残し、必要な情報を確認できる状態にしておく方が安全です。
参照したWix公式情報
- Wix プレミアムプランまたは Wix Studio プランをキャンセルする
- Wix 定期購入サービスの自動更新をオフにする
- Wix ドメイン:ドメインをキャンセルする
- Wix で取得したドメインを他社へ移管する
- ドメインのライフサイクル
- Google Workspace:ビジネス用メールの更新をキャンセルする
- 「14日間お試し期間」の方針
- サイトを削除する
公式情報確認日:2026年9月3日
自動更新の停止時期と14日間の返金保証の説明は、2026年10月4日にWix公式情報で再確認しました。

