WordPress開設後に最初にする設定12項目|個人事業主向け

WordPress開設後の初期設定を表すイラスト ホームページ作成

※この記事には広告が含まれます。掲載内容は2026年8月時点の公式情報をもとに確認しています。

※記事構成と下書き作成に生成AIを補助利用し、公式情報と照合して内容を確認しています。

WordPressをインストールした直後は、記事を書く前に基本設定を済ませることが大切です。後から変更するとURLが変わったり、不要なコメント対応が増えたり、検索エンジンへの公開タイミングを誤ったりする設定があるためです。

この記事では、個人事業主の小規模サイトを想定し、開設直後に確認する12項目を実行順にまとめます。

先に結論:URL・公開範囲・安全性を最優先する

最初に確認したいのは次の4点です。

  1. サイトURLが正しくHTTPSになっている
  2. パーマリンクを記事公開前に決める
  3. 制作中は検索エンジンへの表示を抑える
  4. 管理者アカウントとバックアップを守る

デザインやプラグイン選びはその後で構いません。WordPressとWixのどちらから始めるか迷っている場合は「WixとWordPressはどっち?」も先にご覧ください。

1. サイトタイトルとキャッチフレーズ

「設定」→「一般」で、サイトタイトルとキャッチフレーズを確認します。WordPress公式ドキュメントでも、一般設定はサイト名、URL、管理用メールアドレス、タイムゾーンなどの基本情報を管理する画面とされています。

サイトタイトルは屋号や事業名を基本にします。キャッチフレーズには「誰に、何を提供するか」が短く伝わる言葉を入れます。抽象的なスローガンだけにせず、サービス内容を想像できる表現にすると初見の人にも親切です。

2. WordPressアドレスとサイトアドレス

同じ一般設定画面で、WordPressアドレスとサイトアドレスが意図したURLになっているか確認します。通常はどちらも https://独自ドメイン です。

この項目を不用意に変更すると管理画面へ入れなくなることがあります。URLの移転やサブディレクトリ運用を予定していない限り、表示が正しければ触らないでください。

3. 管理者メールアドレスとタイムゾーン

更新通知やパスワード関連の連絡を受け取れるメールアドレスを設定します。退職者や制作会社だけが確認できるアドレスを管理者メールにしないことが重要です。

日本で運営する場合、タイムゾーンは「東京」、日付と時刻は運用しやすい形式を選びます。予約投稿やアクセス記録の時刻ずれを避けられます。

4. パーマリンクを「投稿名」にする

「設定」→「パーマリンク」でURL構造を決めます。小規模な事業サイトでは、一般に「投稿名」が管理しやすい選択です。

WordPress公式では、パーマリンクは投稿や固定ページの恒久的なURLであり、原則として変更しないものと説明されています。公開後に構造を変えると、過去URLからの転送設定が必要になります。そのため、記事公開前に決めるのが安全です。

日本語タイトルをそのままURLにせず、短い英数字のスラッグへ変更すると、共有や管理がしやすくなります。

5. 制作中の検索エンジン表示

「設定」→「表示設定」にある検索エンジンへの表示を確認します。制作中で、仮文章や未完成ページが見える状態なら、検索エンジンがサイトを登録しないようにする設定を一時的に有効にします。

ただし、この設定は公開日に必ず解除します。解除を忘れると、記事を公開しても検索結果に出にくい状態が続きます。公開チェックリストに「noindex解除」を入れておくと安心です。

6. コメントとピンバック

企業サイトやサービスサイトでコメント欄を使わないなら、「設定」→「ディスカッション」で新規投稿へのコメントを無効にします。ほかのブログへの通知、ピンバック、トラックバックも、運用目的がなければ無効で構いません。

WordPress公式では、ディスカッション設定でコメント、ピンバック、トラックバック、通知、アバターなどを管理できると説明しています。コメントを受け付ける場合は、承認制と迷惑コメント対策も併せて設定します。

7. 管理者ユーザーを守る

管理者アカウントでは次を実施します。

  • 他サービスと異なる長いパスワードを使う
  • 多要素認証を利用する
  • 日常の投稿作業には必要に応じて編集者権限を使う
  • 使っていない管理者アカウントを残さない
  • ログインURLやユーザー名を公開記事へ書かない

管理者権限は、テーマやプラグインの追加、ユーザー管理などサイト全体を変更できます。共同運営者へ必要以上の権限を渡さないことも重要です。

8. テーマと子テーマ

テーマは、更新実績があり、現在のWordPressで動作確認されているものを選びます。親テーマを直接編集すると、更新時に変更内容が消える可能性があります。コードやテンプレートを変更する場合は子テーマを利用します。

最初から色や余白を細かく調整しすぎず、本文の読みやすさ、スマホ表示、問い合わせボタンの見つけやすさを優先してください。

9. プラグインは最小限にする

プラグインは必要な役割ごとに絞ります。

役割 検討する機能
問い合わせ フォーム、スパム対策
バックアップ 自動保存、復元手順
セキュリティ ログイン保護、更新通知
高速化 キャッシュ、画像最適化
SEO・計測 タイトル管理、サイトマップ、アクセス計測

同じ機能のプラグインを複数入れると競合することがあります。使っていないものは無効化だけでなく、必要性を確認したうえで削除します。追加前には、更新日、利用者の評価、対応WordPressバージョンを確認してください。

10. バックアップと更新方針

自動バックアップが有効でも、復元方法が分からなければ緊急時に使えません。サーバー側とWordPress側のどちらに保存されるか、保存期間、復元手順を確認します。

WordPress本体、テーマ、プラグインは更新前にバックアップを取り、更新後にトップページ、問い合わせフォーム、主要記事を確認します。更新を放置しない一方で、重要サイトでは検証せず一斉更新しない運用が安全です。

11. 必要な固定ページを用意する

記事を書く前に、少なくとも次の固定ページを作ります。

  • 運営者情報
  • プライバシーポリシー
  • 広告掲載・レビュー方針
  • お問い合わせ
  • サイトマップ

サービス販売を行う場合は、料金、利用規約、特定商取引法に基づく表記など、事業内容に応じて必要なページを追加します。全体構成は「個人事業主のホームページに必要な7ページ」も参考にしてください。

12. 公開前の最終確認

公開直前に次を確認します。

  • HTTPSで表示され、警告が出ない
  • パソコンとスマホで崩れがない
  • メニューと内部リンクに404がない
  • 問い合わせが送受信できる
  • 仮文章やサンプルページが残っていない
  • 広告を含む記事に広告表記がある
  • 検索エンジンへの表示設定を解除した
  • アクセス計測とSearch Consoleの所有権確認を行った

計測サービスは、公開日からデータを取れるように設定します。ただし、数値を眺めるだけでなく、検索表示、クリック、問い合わせ、成約までを月ごとに比較できる形にしてください。

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まとめ

WordPress開設直後は、デザインより先に一般設定、URL、パーマリンク、公開範囲、コメント、権限、バックアップを整えます。特にパーマリンクは公開後に変えにくく、検索エンジン表示は解除忘れが起きやすい項目です。

12項目を一度に完璧にする必要はありません。まず「安全に公開できる状態」を作り、必要なページと記事を増やしながら改善していきましょう。

参照した公式情報

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